ドイツの新興タイヤブランドWOLFPACK(ウルフパック)は、昨年からワールドチームのアスタナが使用することで一気に注目を集めたタイヤブランドです。
今回はアスタナも使用しているコットンケーシングのレーシングタイヤ「RACE Cotton」のベージュサイドをお客さんが装着されました。
綿のカ―カスはナイロンのカ―カスよりも滑らかなため転がり抵抗が減少。
素材の高柔軟性は快適性を高め、また非常に高い耐パンク性を提供。
一度使うと、他のタイヤに変えられなくなりそう。
トレッドパターンはほぼスリックですが、装着したお客さんからはかなりの高評価でした。
乗り心地はコンチネンタルに似てるかもとのこと。
それもそのはず、WOLFPACK(ウルフパック)は、2005年にコンチネンタル用に開発されたブラックチリコンパウンド、2012年にスペシャライズド用に開発されたGripton、2016年にシュワルベ用に開発されたaddixといった大手メーカーのコンパウンドを手掛けてきたエンジニア、ヴォルフガング・アーレンツ氏がその知見と経験を元に自らのブランドです。
そりゃ乗り心地は似ちゃいますね。
しかし転がり抵抗はコンチネンタルの名作GP5000より良さそうです。
まだ若いブランドで、入荷したのもこれが初めてなので耐久性が気になるところですが、走りに関してはかなり期待大です。
ToGuardゴムコンパウンドと超微細ナイロンカ―カス、および空気力学的に最適化されたプロファイルとの組み合わされたサイドにトレッドパターンのあるRACE Nylonバージョンもあります。
どちらもサイズは700c 24mm / 26mm幅があり、最近のトレンドの幅広タイヤをしっかりおさえてます。
新しもの好きの従業員も喜んでいるようです。
たんに撫でてもらって喜んでいるだけのようにも見えますが、いいタイヤを見て喜んでいるということにしておいてください。
ただの親ばかです。
WOLFPACK TYRE/RACE Cotton
RACE Nylon
サイズ:700c 24mm / 26mm幅
重量:210g(24mm) 225g(26mm)
Maxタイヤ圧:8.5bar
価格:4,500円
RACE Cotton
サイズ:700c 24mm / 26mm幅
重量:220g(24mm) 230g(26mm)
Maxタイヤ圧:8.5bar
色: 黒(ブラックサイド) / 黒(ベージュサイド)
価格:6,600円